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日语阅读:荒涼の選択—余秋雨

2006-06-03 00:43   我要纠错 | 打印 | 收藏 | | |

  今日から書き始めるのは、紛れもない考察日記であり、二十世紀最後の数ヵ月、ぼくの歩んだ数万キロの道程を書き留めるものである。

  明日、まず香港からギリシアに飛ぶ。ここは考察幕開けの重要な地点なのでいくぶん長く逗留するが、それから地中海を越えてエジプトに向かう。エジプトから先の全行程はジープで完走する予定である。大まかに言って、ナイル河に沿って南下しルクソールを訪ねてのち、アラビア砂漠を横切ってスエズ運河を北上し、それを渡ってシナイ砂漠に入る。シナイ砂漠が尽きると、暗雲におおわれるイスラエルとパレスチナの門をたたく。入れてもらえたらつぶさに観察すること、とりわけエルサレムを、だ。さらにヨルダン河に沿ってゴラン高原に進み、ヨルダンに入る。鋭気を養って、世界でもっとも危険なことで名高い地域に入ることに備える。イラクに入るのは困難でいまだに許可が下りないが、是が非でも入るのだ。そこには、どうしても省略できないチグリス??ユーフラテス流域文明とバビロンの都がある。それがうまくいったら、もっと欲張って、イラン??イラク戦争の整壕をまたいでイランに行く。

  イランの重要性は、そこにはイスラム文明の厳しい形態が凝縮されていることと、それにもまして、埋もれて久しいベルシア文明があることだ。「イラク??イラン横断」 の夢をかなえられたら、敢然と立ち向かうべきは、いまだ核競争にしのぎを削っているパキスタンとインドである。古代に数ある異境文明の中でも、中国が絶大な影響を受けたのは何といってもインダス ー ガンジス流域文明だから、断じて避けて通るわけにはいかぬ。インドの考察を終えてから、ネパールに入るが、そこにも少なからぬ仏教文化の重要な遺構がある。ネパールを北上すると、ヒマラヤ山脈の麓から国内の旅が始まる。

  この計画を一歩ずつ実現すれば、ばくたちの車輪は、ゆくゆく十ヵ国のヒンターランドを走ることになる。いま把握している情報によると、最初のギリシアを除いて、残りの九ヵ国は、いずれも前進するうえで重大なセキュリティ問題がある。かなりの道程は政府の統制下になく、宗教過激派分子や反政府ゲリラ、麻薬密輸グループ、またはさまざまな匪賊が跳梁放屁している。そのような地帯はあまりにも広漠として行く手に横たわっていて、しかも、テロというテロはそのような道の存在を見過ごすはずがないのだが、しかし、ぼくたちとしては、そこを避けることはできない。

  飛行機か汽車に乗ればそうした危険な目を避けることができるが、それでは今回の文化考察の趣旨に抵触することになる。飛行機や汽車は、多くの場合、近代都市に発着する。近代都市は、近代文明のジャンクションであっても、古代文明の要衝であるとはかぎらない。古代文明の脈絡は埋没され、近代の交通要路と重複することはほとんどない。

  たとえば、近代の交通手段でイランに行こうとすれば、テヘランに着くことになり、よしんばイスファハンに行ったとしても、そこに果たしてベルシア文明を見つけることができるだろうか。同様、イスラマバードでインダス文明を、ニューデリーでガンジス文明を考察できると思ったら、とんでもない大間違いをおかす。

  荒涼とは何か。それは、それ自身の形態を言うよりは、まず、そこに到達することの大変さを言う。古代文明の凋落も荒涼も、そこに到達するのに難儀するという形のうえに現われている。このたび、このような考察の目標を選んだことは、とりもなおさず、荒涼を選択したことであり、とすれば、行くうえで難渋する地域を次々と突き抜けるほかない。

  往時、故郷の山あいに遊んでいるとき、よく荒れ塚を目の当たりにして呆然となることがあった。とりわけ、確保した地面が広く立派な荒れ嫁が、伸び放題の蔓草におおわれ、通が途絶え、石が崩れたままになっているのを見るにつけ、被葬者の遺族はだれもいないのかと思いめぐらさずにはいられなかった。今回、ぼくたちは、いくつかのより巨大な荒れ塚を求めていくのであり、そのときと同じ疑問を解くべく、まず到達の難易さから、その後世との関係、及び後世の興亡を割り出そうとするのである。

  このことから分かるように、到達すること自体が考察の対象になっているのだから、難難辛苦を恐れては始まらぬのである。

  それでは、なぜ、世紀の入れかわる時期に一連の人類文明の故地を訪ねようと思い立ったのか。

  今世紀の入れ代わりは奇しくもミレニアムの入れ代わりでもある関係で、過去の千年越しの嶺を振りかえるきっかけになった。ところが、実際に見ると大変なことを発見した、つまり、世界大の賑々しさは、実は足元のもよりの谷底で発生していることを。アメリカやオーストラリアのような若いところはともかく、銅さびがまだらに染みついているヨーロッパでさえ、一国ずつ点検してみると、圧倒的多くの話題はせいぜい千年止まりである。

  したがって、最初の嶺を見渡したとき、すでに人跡もまばらというありさまなので、いわんや第二、第三の嶺においてをや、である。

  そのような寂莫とした遠景をいまさらことこまかに眺めわたすこともないが、しかし問題は、どの嶺にも中国人の足跡が印されていることであり、しかも、それが途だえることなく、今日の中国人の足元まで延々と伸びていることである。往年、ぼくたちの祖先の身近に見知らぬ道連れもいたにちがいないが、その人たちはいずこに去ってしまったのだろうか? かれらの足跡はどこで消えたのか?その姿はいつ失われたか? もしかして、その人たちはまだどこか山の洞窟に荷物を預けたままではないか?

  数千年来、中華文明はひたすら最後まで歩みつづける必要があったのか? その足跡を今日まで継続させたことは、はたして幸いであったか、禍いであったか? この間いかけに答えるには、他人の足跡を点検し、その去っていった理由を検討することが必要となろう。

  そのために遠くの山に行かなければならない。地理的にも時間的にも遠い山に。

  だからといって、本職をないがしろにしているなどと目くじらを立てないでほしい。中国の文化人が千年に一度出かけたからとて、めったにないことではないか。卑近な比喩で言えば、世界はもともと文明の学校だったが、今年はこの学校の盛大な設立記念の年に当たる。中国は、もっとも初期のころの入学生として、登校する日に往時の同窓生の足跡を訪ねたり、とうに消え入った下校のベルの音色をわずかでも捉えたりすべきである。これは自然の使命であり、だれにも許可をもらう必要はない。

  この考察計画はぼくのアイデアではない。本当の実施者は香港フェニックステレビで、かれらはこの計画を「ミレニアム紀行」 (「千禧之旅」) と命名し、ぼくは特別ゲストとして招かれた。一ヵ月前、一九九九年八月二十八日、ばくが、中央電視台 (中央テレビ局) で、国際大学??専門学校弁論コンクールの決勝戦のコメンテーターをしていたとき、八方手を尽くしてぼくを探しまわっていたフユニックスに発見され、王妃言局長が空港からぼくの泊まるホテルに直行、計画の主旨を二言三言で手際よく言い聞かせてくれた。

  ぼくは、初めのうち、一挙に四ヵ月の仕事をことわるのは難しいと思って躊躇したが、結局首を縦に振った。そこで、まず、上海に引きかえしてぼくの指導するドクターコースの院生と留守中の研究についてとり決めてから、その足でアメリヵのサンフランシスコに飛んだ。シリコンバレーに、ぼくの本を愛読する華人エンジニアが大勢おり、中華文化の世紀的運命について語るよう何度も招請を受けていた。約束した時間が 「ミレニアム紀行」と重複するため、これをくりあげるしかなかった。シリコンバレーで話を終えると、アメリカの方々から招待の話が舞いこんだため、止むなく、まもなく始まる考察旅行計画を打ち明けた。かれらは、ぼくの説明を聞くと、考察計画が重要だと言って納得してくれた。

  フェニックステレビ局から、どうしてぼくに白羽の矢が立ったのか。そのことについて、かれらが並べたぼくを汗顔させる数多い理由や、みな「一致同意した」といったことよりも、長年の観察によって、ぼくが厳しく危険なときに心身ともに耐えられると信じる、と言ってくれた理由が、どんなにぼくを喜ばせてくれたことだろう。

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